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zoom RSS 中学生の君にこの歌を贈りたい・手紙〜拝啓十五の君へ〜

<<   作成日時 : 2011/07/07 21:42   >>

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先日中学生の女の子を持つお母さんと、少し話をする機会があった。
今では元気に中学に通っているけど、6年生の春に突然不登校になってしまった。
その時は何が原因なのかさっぱり分からなかったという。


当の本人も何故学校に行けないのか、実はよく分かっていないことが多い。
本人がきっかけはあったと思うが、学校に行きたくない気分が起きて、そのままズルズル続いたようだ。

悩みの種はある日突然襲ってくる。
周りは心配して学校に何か原因があるのではと、先生にまず相談されますが、学校も思い当たる節がない。友人関係はどうなのか聞いてみたりするが、さっぱり要領を得ないことが多いらしい。
一体この子に何が起きたのか
原因さえ分かれば対処のしようもあるとかも知れないが、それも不確定なものです。


ワテの近所でもこれまでこの10年ほどの間に、何人もの子供が不登校になっています。
その内の一人にMちゃんがいます。
もう10年も前になる話だから、彼女も分かってくれるでしょう。

彼女は当時中一だったと思う。
二学期が始まった頃から不登校になってしまった。
最近学校に行っていないと言う話を、これまた近所の世話焼きおばちゃんから聞いた。


世話焼きおばちゃんと言っても当時彼女は38才。
わてより1周り以上離れていたが、意外と気があって気楽にしゃべれるお茶飲み友達(笑)


どうしたんと聞くと、Mちゃんは家に一人じっといるらしい。
親は働きに出ているし、3つほど上の姉は高校に通っているので、家人のいない時間帯は一人で過ごしている。


38才の世話焼きおばちゃんはその子と面識があったので、一度話を聞きに行こうかと親の了解を得て、ある日Mちゃんの家を訪問。

50代のオッちゃんと近所のおばちゃんとじゃ、話なんかしてくれるかなと思ったけど、初めて会って見た時の感じは、目のクリッとしたどこにでもいる普通の少女だった。

不登校だからと言っても誰とも会いたく子もいるだろうが、Mちゃんは違った。

同じクラスの子の話を聞いてみた。
友達出来たの?
どんな話をするの?
学校は面白いかな?
好きな科目は何かな?など何処でもするような平凡な話から切り出したところ、素直に答えてくれる。

クラスの子とどんな話をするのと聞いたとき、Mちゃんはみんなと話が合わないといいだした。
どんなことかなと更に聞くと、同級生は子供じみて話が全然合わないので面白くない。
みんなタレントや歌手のことなんか全然興味がない、それでいつもみんなの話に加われないんだ。


原因がそんなところにあったのなら、興味をそう言う面で話を持って行けばいい。
ワテの大したことのない芸能ネタを酷使して、彼女の興味を満たす作戦に出た。

家で毎日何してるのと聞いたところ、ノートの詩を書いている。
どんな詩?オッちゃんに見せてくれるかな?

見せてくれた詩は彼女の本音が書かれていた。
この詩をオッちゃんの知り合いのミュージッシャンに曲をつけて貰おうか。
頼んであげるでと言ったら、彼女はニコニコして頷いた。


素人だけど近所にはフォークグループがいます。
そのリーダーを知っているので、彼女の詩を見せて曲作りを依頼。
しばらくして曲が出来ました。


知り合いのカラオケ店を借り切って、彼女のための演奏会をを開くと、両親や同級生の親子さんなどで店内は満員。

彼女の歌がみんなの前で発表されました。
自分の詩が歌になる。
彼女にとってはこの上ない幸せです。
例えその詩が幼いものであっても、自分にとっては宝物のはず。


不登校は社会問題として取り上げられていますが、今尚多くの子供達が学校に行けないで悩んでいます。
この取り組みを知ってM社の記者がやってきました。
Mちゃんやおしゃべりおばちゃんも取材をされて、その夜のコンサートは翌日の朝刊の紙面を飾りました。


そして数ヶ月後、修学旅行のシーズンがやってきて、同級生たちと一緒に旅行に行きたいと言いました。
学校に行けるきっかけになればと両親は大喜び。


画像



そしてその後しばらくして心の悩みはスッキリしたのでしょう。
何事もなく学校に通い出しました。


数年後Mちゃんと会ったとき、あの時何で学校に行けなかったのかと聞いても、さあなんやったのかなあ?と首をかしげるだけ。
結局明確な答えはなくて、何かのきっかけで吹っ切れることが多いようだ。
その手助けになったかどうかは分からないが、親でもない友達でもないどこかのオッサンと、おしゃべりおばちゃんの存在が良かったのか、こればっかりは本当に分かりませんね。

中学生は子供と大人の狭間。
大人になりきれない時期だけに悩みも多いようだ。


人生の重大な岐路にあるわけだが、スッと通りすぎる子もいれば、出来ない子もいます。
私たち大人がどう手助けをすればいいのか、その答えは相変わらず分かりませんが、周りから温かく見守ってあげることも必要かなと思っています。


アンジェラ・アキが素敵な歌を歌っています。
中学生の合唱コンクールの課題曲ですが、この歌を不登校で悩んでいる子供達に贈りたいと思う。
聴いてくれると良いのだが。


以前も歌っていますが、今回は歌い直しています。
お聴き下さい。


手紙〜拝啓十五の君へ〜   歌:アンジェラ・アキ



歌詞


当日のライブは次回に続く


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
風さんは「カウンセラー」なのですね。
「人は心」
心に寄り添う気持ちが、その子にとってはとても嬉しいと感じられる瞬間だと思います。
だから、風さんには人が集まってくるんだと思います。
この歌は演奏会でも歌いました。
ワタシもカラオケでよく歌います。アルトの音程が出てきてしまう時があります。
アンジェラ・アキのコンサートでは一人でハモってました(^^;)
詩音連音
2011/07/08 08:05
詩音連音さんおはようさん。
ワテの職業は「何でも突っ込み屋」ですわ。
男版お節介男(笑)

子供の可能性は無限です
それをどう引き出してあげるか、その手助けを少しだけしてみました。
子供が大人から見放されることがないよう、大人はいつも傍で見ていてあげるよと言う気持ちが大事じゃないかなあ

子供は宝です
地域に住む子供達はみんなで見守ってあげたい、その気持ちが人を動かしています。
アンジェラ・アキはテレビでしか見たことがないけど、若者らしく情熱的な歌い方をしているので好感が持てます。
でも歌える歌はこの一曲なんですが(^_^;)タラー

演奏会でも歌ったのですか。
それはいいなあ
どんな仕上がりか聴いてみたいですね。
風の旅人
2011/07/08 08:17

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