心の旅・遠くへ行きたい2

アクセスカウンタ

zoom RSS 大雪山系の悲劇は防げたはず

<<   作成日時 : 2009/07/18 15:33   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 12

北海道大雪山系の登山で、ツアー客など10人が死亡。
当時山の頂上付近は気温は10度、雨で風速20m近くの風が吹いていた。
体感温度は風速1mで1度下がると言われており、山頂付近の体感温度はマイナス10度くらいに感じたでしょう。


画像

6月中旬の大雪山
今回のツアー客はここから出発して、大雪山系を目指しました。


この大雪山系は真夏の登山であっても、かなり冷え込むことで有名、しかも上級者向けのコースという。
登山歴10年そこらの中年男女が登る山ではないらしい。
ツアーで行動するときは、安全確保が最重要だと考えます。
今回15人のパーティーに3人のガイドが付き添ったという。
それは妥当な数字だとしても、ガイドの責任者が果たして安全面を考慮しただろうか。


画像



前日から宿泊した避難小屋を出発するとき、天気もかなり最悪な状態だったようだ。
出発を不安視したツアー客もいたらしい。
しかし決められた日程を消化するのがツアー会社の決まり。
少々の危険を冒しても、何とかして山頂を目指そうとする。
今日は危ないぞと思っても、「ベテラン」のガイドが行きましょうと言えば、付いていくしかない。



画像




さてこの事件が起きて、ワテもツアーで危険にさらされたことがあります。
前ブログのNo336を参照してください。
最終章・台風接近時はごめんあそばせ



くわしい話はブログを読んでいただきたいが、かいつまんで説明すると次の通りです。
行き先は沖縄・石垣島ツアーでのこと


画像



台風が台湾沖に来ていたときに、ツアーは大阪を飛び立ちました。
前後の写真はその時の天気予報です。


画像



石垣島に到着したときから、台風の接近を感じさせる風が吹いていたが、石垣島の観光は何とか消化した。
夜になって次第に風が強くなり、朝起きたら本格的な暴風雨


画像

風光明媚なところも台風直前の雲に覆われた


この日は八重山5島見学、これがメーンでした。
ロビーに集合して説明が行われた。
今日は船が欠航しているので、5島見学は中止します。
その代わり風が収まり次第、バスで島内観光に切り替えますと添乗員が説明したので、チョッと待ったとワテは手をあげた。

台風直下の石垣で風光明媚な観光地と言えば、海の見える崖っぷちやんか。
台風が収まったとしても、吹き返しも予想され、何が飛んでくるか分からない。
そんな危ないところへ中高年の皆さんを連れて行く?
アホなこと言うなと怒ってしまった。

安全面を考えたら、そんな場所に出ていくなんて絶対ダメだ。
皆さんのことを考えるなら、今日のツアーは中止にした方がいい。
ワテは皆さんを行かせたくないし、勿論ワテら夫婦も行かない。
そう言ったらツアー参加者は賛同してくれた。

しかし添乗員は本社の指示だろう、風が収まり次第出発すると応えるので、本社に連絡して指示を仰ぎなさい。
お客さんを危険にさらすなんて、出来る分けないだろう。

それでも添乗員は行きたい人も、中にはいらっしゃるとお思いますだって。
そりゃそうだろうが、安全面を考えると今日は行かない方がいいが、一応賛否を問うたらどないや。取りあえず一人一人聞いてみてや。

結局若いカップル1組だけが行きたいと言いだした。
危険を承知でそこまで言うのなら、そのカップルだけでも行くしかない。
勿論添乗員も同行するという。
高いツアー代金を払っているのだから、勿体ないわなあ。
でもこれで何かあったとき、スンマヘンで済まないぞ。


結局その日1日風が吹いており、バスツアーは出発できなかったが、この時の処置に危惧を感じたので、大阪に帰った後で旅行社に電話をした話などは、ブログを読んでいただきたい。



さて今回の大雪山系の事故。
料金を貰っているから、計画通りツアーを進めないけない。
少々の危険を冒しても、予定通り行動しないと、この後の予定に響く。
そんな詰め込み的な計画だけに、雨の降る中でも頂上に向けて出発したのだろう。


画像

お花畑


3人のガイドの内二人はこの山は初めてだという。
何を考えているのだろうか。
この山に詳しいガイドが着いていると思うから、参加した人もいるはず。


画像

キタキツネ


その日の山の状況をよく考えたら、こんな行動はとれないはずなんだが、それでも山に登ろうとしたところで悲劇が起きた。
後でならなんとでも言えると言う人もいるだろうが、状況把握の甘さとツアー客の質の問題を考えると、今回の事故は人災とも言える。
誰か一人でも身を張って断念するよう説得できなかったのか、それが出来なかったことが非常に残念でなりません。


亡くなられた10人の方のご冥福を祈ります。
                                        合掌

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 6
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた

コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
本当に痛ましい事故ですね。
友人達が15日から大雪山縦走に出かけていますので、驚きと共にニュースに釘付けでした。自然の美しさと共にその怖さを肝に銘じておくべきですね!
そして、命の大切さ脆さもしっかりと心に刻んでおきたいですね!
mugen
2009/07/18 18:48
mugenさんの友達のパーティは、同じ日に事故のあった山に向かったのではないかなあ
無事の連絡はありましたか?

山も海も天候が急変したとき、いかに対処するかで事故は未然の防げます。
今回の事故はリーダーの適切な判断が求められますね。
亡くなった方が多すぎます。
何故事故は防げなかったのか、検証が必要でとなみいる
風の旅人
2009/07/18 18:54
ハイはい、このときのお話思い出しました。
止める勇気と言うのも場合によっては必要ですよね!!
魔女
2009/07/18 19:29
ほんとですね〜
添乗員が行きましょうと言ったら、大丈夫なのかなぁ・・なんて心配をする反面、添乗員が言っているんだから間違いない・・と思うでしょうね。
ちょっと待てと、そういった風の旅人さんは、正解だし他のお客さんたちも、その一言にホッとしたに違いありません。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
ゆりこ
2009/07/18 22:32
魔女さん今晩は
昔の話ですが思い出してくれましたか。
危険だと判断したら、勇気を持って諦めることも必要です。
前に進むしかない縦走では、果たして止めろと言えるかどうか。
これは難しい問題ですが、コースを熟知しているガイドがしっかり判断して欲しいですね。
風の旅人
2009/07/19 00:33
ゆりこさん今晩は
ツアーには皆さんよく行かれると思いますが、旅先で何かあったら旅行そのものが楽しくない。
参加した皆さんが無事に帰れることがとても大事だと考えています。

時には意見を言うことも必要です。
事故があってからでは遅いですからね。
風の旅人
2009/07/19 00:39
せっかく遠いところから来ているんだし
ここまで来たら登りたいって気持ちも分るけど
でも亡くなったら、どうしょうもないんですよね・・・

ガイドの人も山の恐ろしさをもっと知った上で
ガイドをしないといけないとつくずく思った事故です。

お昼には天気がよくなると思ったらしいけど
お昼までの間に、何かが起きるかもしれないのに・・・・

亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
野澤菜っ葉。
2009/07/19 10:21
菜っ葉ちゃん毎度〜でおます

気持ちは分かるけど、無理しちゃダメですね。
自然現象を甘く見てはダメ。
天候が急変することだってよくありますよ。

今回の場合は出発時点で悪天候だけに、ガイドの適切な判断が求められますね。
風の旅人
2009/07/19 11:24
名古屋の方も数名いらっしゃったんですよ。
は怖いですよね。

私は絶対に行かないからいいけど(笑)
単に運動音痴
キウイ
2009/07/19 23:24
キウイさん今晩は
名古屋からもツアーに数人参加しておられましたね。
昨年一年間で40歳以上の登山者の事故が、急増していますね。
山を見て簡単に登れると思うのでしょうが、しっかりした準備と指導者がいないと大変なことになってしまいます。

えっ運動音痴でっか。
ワテと一緒でメタボで登れないのかと思ったがな(笑)
風の旅人
2009/07/20 00:08
「山」を趣味とする私、今回の遭難事故は他人事とは思えません。
ガイドというプロたるものは、その役目に相応しい知識を持って欲しいし(たとえば短波放送で天気状況を聞き、天気図くらいは書けてそれを読み取る知識とか)、参加する者は、自己責任の元でそのコースが自分こなせるかという判断くらいはするべきだったと思います。
現地へ行くとよく分りますが、あのロングコースは熟練者向きです。
たとえお天気が良くても、誰でも歩けるコースではありません。
結局、寄せ集めのツァーで、体力に差が出てしまってバラバラになったのでしょうね。
そして持ち物・・・
こればかりは事前の北海道の気温の調査がなされていてしかるべきで、旅行社が強く参加者に伝えるべきです。

今回の悲劇、出発すべきかどうか?、風さんのように強く意見の言える参加者が居なかったことも残念でしたね。
改めて、亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。
naoママ
2009/07/20 15:31
Naoママさん今日は
今回の事故はやりきれない思いでニュースを聞かれたと思います。
山の気象をなんたるかを知ってさえいれば、この事故は未然に防げたと思う。

ツアー会社の都合が優先されて、無理な行程を組んでガイドに押しつけた。
責任の所在は勿論現場のガイドにありますが、こんな条件下でも強行させようとしたであろうツアー会社の責任は重大です。
今回の人命軽視も甚だしい行為に、旅を愛するものとして許せないですね。

参加者はハッキリ言って素人です。
多少の経験があったとしても、冬山の恐ろしさが分かっていません。
山が大好きな方ばかりです。
状況によっては少しでも不安があるなら、天候の回復を待つべきです。
強行したところに今回の事故があります。
犠牲になられた方は本当にお気の毒ですね。
風の旅人
2009/07/20 16:00

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
大雪山系の悲劇は防げたはず 心の旅・遠くへ行きたい2/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる